廃液の処理に有効な手段を提案するICN株式会社|上下両吸込みポンプ

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上下両吸込みポンプ

上下両吸込みポンプ

2024/04/09

タンク内に存在する異物は、微細気泡の影響により大部分が水面近くに浮かんでいます。

従来は沈んだ切粉にのみ焦点が当てられ、水面に浮いた物は回収されていないのが一般的な状況でした。

このポンプは、水面に浮いた微細切粉と底に沈んだ切粉の両方を同時に処理できるように開発された製品です。

上下両吸込みポンプ(SKMシリーズ)

浮遊物のあるタンクのクリーン化の決め手!!

タンク内の浮遊切粉や沈殿したヘドロ状切粉による腐敗液や品質不良に悩んでいませんか?

従来のろ過ポンプは一般的にタンクの底から吸引することが多いですが、この方法だけではタンク内の異物を効果的に処理することが難しいのが実情です。

稼働していない期間には、浮遊していた切粉が沈殿し、タンク内にヘドロ状の堆積物を形成する原因となっています。

この問題を解決するために、浮遊物と沈殿物の両方を対象にした新しいアプローチを取り入れました。

微細な泡によって切粉が常時浮遊する状態が問題となる場合、このポンプは大きな助けとなるでしょう。

 

一度稼働中のタンクの蓋を開けてみませんか?

SKMシリーズの特徴

1.連続吸込みが可能

水面に浮遊する泡や切粉、および沈殿した切粉を連続的に吸引することができます。

2.完全排気構造(特許取得)

エアロックを防ぐための完全排気構造を採用しています。

上部からの吸引がなくても、下部からの吸引が可能であれば、焼き付きの心配はありません。

3.V形吸込み口(特許取得)

水位の変動に対応できるV形の吸込み口を備えています。

4.吸込み口を調節できるスライド機構(特許出願中)

運転水位に応じて最適な吸引状態を実現するために、吸引口の位置を調整できるスライド機構が搭載されています。

5.両吸込み羽根車を採用(特許取得)

上部と下部から同時に吸引が可能な両吸引型の羽根車を採用しています。

クーラント液のクリーン化による効果

・加工精度の向上により品質が向上し、加工不良や設備故障が減少します。これにより生産性が上がり、コストが削減されます。

 

・更液回数の減少(沈殿物の回収を含む)により、排油処理の頻度が低下します。これは環境保全に貢献し、さらにコスト削減に繋がります。また、新油の使用量が減少することもコスト削減の一因となります。

 

・液体の腐敗を防ぎ、作業環境を改善します。これは、液体の循環やアルポンフィルターとの組み合わせにより長期的な腐敗防止につながり、最終的には液体の交換不要化も実現します。

 

・腐敗臭の撲滅により作業者のモチベーションが向上します。

SKM型クーラントポンプとクーラントろ過装置を使用した効果例

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ICN株式会社
愛知県岡崎市北野町畔北41-5
電話番号:0564-64-2234
 


廃液対策で地球環境を保護

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